２０１９年 東京マラソンの謎　～３３万人応募の真実～　東京マラソンの歴史と応募倍率

東京マラソンの謎
３３万人応募の真実

なんだか怪しいタイトルをつけてしまいましたが
２００７年からはじまった「東京マラソン」について
思ったことを書いていきます。

目次

• 東京マラソン２０１９基礎データ
• 東京マラソンの謎
• 東京マラソンの歴史　今までの応募倍率
• さいごに

東京マラソン基礎データ

基本事項として
東京マラソン２０１９
開催日：２０１９年３月３日（日）
マラソンの部：参加費１０８００円
受付期間　2018 8/1~2018 8/31
抽選結果は2018年９月下旬に発送。
募集人数：２万７３２０人
応募総数：３３万２７１人（倍率約１２．０８倍）
コース：東京都庁スタート～飯田橋～神田～浅草雷門～富岡八幡宮～銀座～東京タワー～ゴール東京駅前
制限タイム：７時間（ただし、先頭がスタートからなので実質的には６時間３０分程）
出場資格：大会当日満１９歳以上

東京マラソンの謎

いくら東京に人がたくさんいるとはいえ、１０８００円を出して42.195kmを走ろうという人が３３万人もいることがまず驚きです。記念受験のように、実はあまり走る気はないけどなんとなくという方も少しはいるのだと思いますが。
この３３万という数は最も人口が少ない都道府県、鳥取県の約５７万人（2015国勢調査データ）の約６０％にあたる人数です。

東京都の人口は2015年の国勢調査を基にした推定値が
2018年1/1時点で約１３７５万人（男性約６７７万人、女性約６９８万人）（世帯数約６９２万世帯）
そこから
０～１９歳の男女をざっくり２００万人程ひくと
１１７５万人中３３万人が応募（実際は東京在住以外の方も多数応募されていると思いますが）と考えると
１１７５÷３３＝約３５
３５人に１人が応募！？
これメッチャ高くないですか？！
３５人に１人がマラソンを走ろうとするとは・・・
ソーシャルレンディングに登録しているのが１０００人に１人もいないと思われるのとはえらい違いです。
・ソーシャルレンディング　maneoに投資　実際にやってみる

ただ、確かに、友人知人で～マラソン走ったよ。～東京マラソン走りました～という方、ちらほらいます。

そして普段から走っている方でなくても
１０月～３月３日というと
１０、１１、１２、１、２と、５カ月間トレーニング期間がとれる計算になります。
５カ月あれば、ある程度のトレーニングをして臨むことができる気がしますね。実際に東京マラソンの完走率は制限時間が長いこともあり、2018年データで３万５９１１人中、３万４５７５人が完走されたということです。（完走率９６．３％）
凄い！！
世の中、走るのが好きな人がこんなにたくさんいるとは・・・
ある推計では
平均して週に１回以上走っている人
ジョギング人口は日本に推定５５０万人程いるのだとか。

東京マラソンの歴史
今までの応募倍率

第１回（２００７）定員２５０００　応募者数９万５０４４　　倍率３．１
第２回（２００８）定員２５０００　応募者数１３万００６２　倍率５．２
第３回（２００９）定員３００００　応募者数２２万６３７８　倍率７．５
第４回（２０１０）定員３２０００　応募者数２７万２１３４　倍率８．５
第５回（２０１１）定員３２０００　応募者数２９万４４９６　倍率９．２
第６回（２０１２）定員２９４００　応募者数２８万２８２４　倍率９．６
第７回（２０１３）定員２９４００　応募者数３０万３４５０　倍率１０．３
第８回（２０１４）定員２９４００　応募者数３０万２４４２　倍率１０．３
第９回（２０１５）定員２８４００　応募者数３０万４８２５　倍率１０．７
第10回（２０１６）定員２７３７０　応募者数３０万８８１０　倍率１１．３
第11回（２０１７）定員２６３７０　応募者数３２万２７０３　倍率１２．２
第12回（２０１８）定員２６３７０　応募者数３１万９７７７　倍率１２．１
第13回（２０１９）定員２７３７０　応募者数３３万０２７１　倍率１２．１

＊倍率は約です。小数第２位を四捨五入。

さいごに

もし自分がマラソンを走ろうとしたら？
５年程前にハーフマラソンは走ったことがあり
それから考えるとその倍はきっついなぁと思いますが
行動時間でいうと、山梨県のオベリスクで有名な地蔵岳という山を日帰り登山したことがあり
その時が休憩入れて１１時間３０程。
人生で一番一日に動いた＆体力的にきつかった日はその時かなと思うと
マラソンもトレーニングしてやればできそうな気はしますが・・・
今のところは、いいかなぁ
でも元気なうちに１回くらい挑戦してみるのも良いのかも！？

参考ページ
・筋トレを考える１６　ジョギングの効果とトレーニング方法