別荘・セカンドハウスなどの3年の壁についての考察
別荘やセカンドハウスって良いな
と思う今日この頃ですが
よくよく精査すると
「3年の壁」というものが存在しそうです。
これは海外移住などでも言われていて
正確な数字はわかりませんが、海外移住したい!と思って移住した方も
3年以内に日本にもどってくる率が非常に高いのだとか(軽く50%以上?)
最初は楽しかった別荘ライフも
3年もすれば飽きて足が遠のくというものです。
これはいわゆる「Bライフ」系のブログを書いているというか実践している方にも結構あてはまります。
最初は非日常で楽しくても
だんだんと新鮮味がなくなったり、移動が億劫になったりで放置していくようになるということです。
こればっかりは、やってみないとわかりませんし仕方がない気もしますが
仮に物件を検討するのであれば
別荘やセカンドハウスの利用目的をしっかりと持って検討したいところですね。
例えば、趣味に使うとか・・・
苗場のスキー場のリゾートマンションや別荘が
スキーブームが去った後は閑古鳥が鳴いているという例もありますが。
なんとなくだと、3年以内に飽きる可能性が高そうです。
壮大な散財な上に、売れなければ維持費もかかり続けます。
私のうちで経験した「別荘」を思い出すと
親が若い頃に、勢いで買って建てた別荘が豪雪地帯にあります。
父が運転とスキーが好きで、小さい頃はよく家族で行きました。
友達と一緒に泊まったりもして、別荘での思い出は多いです。
ただ、車がないと非常に行きにくい不便な場所で
父が車をやめてからは足が遠のきました。
維持費はぼかしてでしか教えてくれませんが
このままだといわゆる「負動産」になるのかも・・・
敷地内にサンショウウオがいる小川が流れていたり
環境的には、魅力はあると思うのですが交通が・・・
周囲のお店もスキー人気が弾けて閑散と。
せめて自動運転がメジャーにならないと辛い感じです。
ただ、家族の思い出の場所として決して無駄ではなかったのではないかとも思います。
取得費用や維持費を考えると
贅沢な買い物となる別荘・セカンドハウス。
子どもの代にまで迷惑がかからないよう出口戦略を考慮する必要もありそうです。