ヒメオオクワガタ採集というアクティビティの魅力と準備
ネットを見ると
ヒメオオクワガタの採集(観察)をされている方が多いことに驚きます。
何しろ、このヒメオオクワガタ採集は
①基本的に奥地の秘境にいるため車がほぼ必須
②それにともないそれなりに時間も費用もかかる
③熊や蜂など危険をともなう
このような条件があるにもかかわらず
探索に向かうとは
おそらくクワガタ愛好者はそれなりにおっさんが多い(私も含めて)ということでしょうか。
でも本当に、自然、ハイキング、リフレッシュ的な意味で、多くの方にオススメしたいところです!(発見できた時は更にテンション上がりますし)夜のイメージのクワガタ採集を、明るい時間帯にできることもポイントです。
さてその準備についてです
〇ヒメオオクワガタ観察の装備
・長ズボン、比較的頑丈な靴、帽子(私は基本タオルをまいていました)
・3~8m程の網(高所にいることも多い。下草に落ちると行方不明になることもある)
*6m以上に伸びる釣り竿を転用する方も多いようです。
↓釣り用の伸縮ポールにネットをつけるのが主流派です
サンライク(SANLIKE)玉の柄 ランディングポール 伸縮式 小継玉ノ柄 磯釣り 軽量 タモの柄 EVA先端 ベルト...
・食料、飲料
・持って帰る予定の方はヒメオオクワ保存用の容器
・傘やブルーシート→濃い場所だと、木を蹴って何匹も落ちてくる~
という風景を見たことがあります。傘は、熊対策の最終兵器としても使用可能?(目の前で開くとビックリする・・・らしい)
・携帯
・熊鈴
・もしもの時の最終手段の熊スプレー
・双眼鏡もあると良いかも
こんなところでしょうか。
ヒメオオクワ観察はとてもおすすめなアクティビティです。
今現在2018.8/3ですので正にシーズンイン。
適した時期は概ね7~9月。
…ネットで場所を晒すと「荒らされ」るでしょうし
自分だけの場所を探そうとクワガタ好きな方は毎年努力されているかと思います。
私もヒメオオクワガタ採集では「累々たるボウズ(発見0)の山」を築いてきました。
ですので参考になりませんが
ヒメオオクワを狙う地として
・採集例
・自宅からの距離
・具体的なポイント、標高や林道(標高は基本的には1000~2000mの場所)
など、今はネットで地図も簡単に見ることができるので探すのも面白いと思います。
ヒメオオクワガタと一緒の環境にいることの多いアカアシクワガタも魅力的なクワガタで、こちらは数も比較的たくさんおり
もし生息地付近の宿に泊まる予定があれば、かなりの確率で発見できると思います。
アカアシクワガタやミヤマクワガタは灯火、灯りに集まる習性が強く、濃い地域ならば月齢などにもよりますが、灯りにばたばた飛んできます。(ヒメオオクワガタも灯りに集まることはありますが、レアです)
ハッキリ言って
灯火採集は最も楽で効率の良いかつ確実な採集方法な気がします。
ただ、最近外灯がLEDになり、虫の集まりやすい外灯は減っている(光の波長が違う)との情報もあります。
また、灯火採集をするなら満月の時は飛びが悪くなるので、月明かりがない時の方が確率は上がるいわれています。
↓ 月齢カレンダーへのリンク
月齢カレンダー (vis.ne.jp)
クワガタ目当てというのも立派な魅力の1つとしてビジネスにつながるので、宿の方に聞けばいろいろ教えてくれるかもしれませんね。
何しろ、クワガタ好き、好きでなくても夏
高山の気持ちの良い林道を歩くのはオススメのアクティビティです(^-^)
熊と天気にはご注意を!