リアルタイム交通死亡事故に遭遇した話
交通事故の話で、人によってはショッキングな内容だと思うので
そういうのが苦手な方は読まない方が良いと思います。
先日
同僚と2人での帰り道
ドーン
という音。
見ると、車道で自転車が盛大に吹っ飛んでいた。
人は?いない?
ならまいっか、自転車撤去しないと危ないね と話していたら
その20m程先で車が止まっていて
車の下に血まみれの男性がいるよう。
とりあえず、まずは救急車119番で住所と状況を告げる。
多分、第一通報に近かったのではと思う。
様子を見に行くと
既に通行人らが10人近く集まり、その数は増えていった。
被害者は車の下にいて、誰かが呼びかけているが
意識はあるんだろうか?
通行人らが車を少しでも持ち上げて、救急車を待っていた。
4分程すると救急車が到着。
救急隊の指示で車を横転させることになり
私も微力ながらその輪に加わった。
ちょうど私が持った車の前面には、被害者の血がついていた。
車の前面は凹み、窓ガラスはひび割れていた。
警察も来て
運転手は?目撃者は?と聞いている
私は、瞬間を見ていないのでわからないですが
同僚の話だと、自転車が赤信号無視だったのではと言っていた。
車のスピード的にも多分、そうだったのだと思う。
横断歩道を渡ったのか、それとも少しそれたところから飛び出しのか
そのあたりはわからない。
被害者は黒っぽい服装だった。ドライバーは全く気付かなったのだろうと思う。
被害者は50代くらいの男性に見えた。
凝視できなかったが血まみれだった。
正直、状況からみて9割以上ヤバイと思った。
その後、あまりの出来事にショックを受けて
話し込んで
調べたらこういう事故の場合
仮に自転車が赤信号無視の場合でも
過失割合は自転車80:自動車20と書いてあった。
2時間後も警察の現場検証は続いていた。
翌日
被害者の方が倒れていた場所にはアスファルトに血の染みが滲んでいた。
ただ、それを知っているのはあの時いた30人程と警察だけだろう。
そしてそれもいずれ消えるのかもしれない。
何も知らない人にとっては、いつもと変わらない道だ。
小さな小さなネットニュースの社会欄に
昨日夜、自転車で交差点を渡ろうとした50代男性が
30代男性が運転する車に轢かれ、ひきずられる事故がありました。
50代男性は通行人らに救助されましたが、搬入先の病院で数時間後に死亡。
警視庁は車を運転していた30代男性を現行犯逮捕して事件の経緯を調べています。
そんな内容の記事が、のっていた。
・・・その結果はなんとなくわかっていたけど、ブルーになった。
現行犯逮捕か
そういえば過失運転致死の飯塚院長は現行犯逮捕ではないんだっけ?
なんでだろう?
被害者にも大切な人や家族がいただろう。
ライフ100の人でも一瞬で0になる突然死。
今まで身内でも何人も亡くなったけれど
病死とか、ある程度、寿命を生きての「死」だった。
たとえば
学生時代、大好きな彼女と別れる時
死にたいくらいの気持ち~とか言っていたこともあった
道端で血を流す人に遭遇したこともあった
モンゴルの市場で、何故か血だらけの人がいたこともあった。喧嘩もあった。
でも
今回のようにリアルな突然死を感じたのは初めてだった。
儚い。
そしてやっぱまだ私は死にたくね~な と思った。
家族も元気でいてほしい。
まだまだ家族らと良い時間を過ごしていきたい。
平和は幸せだ。生きているからLUCKYだ。
そして加害者になってしまった方にも
大切な人や家族がいるだろう。
車の運転手の方も被害者だと思いますが
果たして、どういう処遇を受けることになるのだろう?
花火のように一瞬で
火花が散る。命が散る。
儚い。
もしかしたら被害者の方は酔っていたのかもしれないし
多分、信号無視だったとも思う。
そうだとしても、一瞬のミスが命とりに
なんて儚いんだろう。
被害者の方にも加害者になってしまった運転手の方にも
祈りたい。
そして、皆様、安全第一に生きましょう。
追記:
情報提供を求める掲示板が立っていたので
警察に自転車が吹っ飛んだ位置や
私より記憶が確からしい同僚の話などを話しました。
(私達の動きと位置関係から推測した信号の状況など)
1日前のことですら、記憶はどんどん曖昧になるので
3日以内には情報提供したいですね。
警察の方は、警察官の制服ではなく、紺~青系のスーツできました。
あれだけいたのに、正確な目撃情報はないようでした。
暗かったし、瞬間は誰も見ていなかったこともあり得るのでしょうね。
更に追記:
後日、ある筋から話を聞く機会があり
目撃者も結構いて、
被害者の方は信号無視+横断歩道から少しそれた脇から飛び出し
横断歩道をななめに横切る形だったとのこと。
木の植え込みがあり見通しが悪く
運転手の方が避けるのは非常に難しかったでしょうね。
*何故か情報を求める掲示板はまだ立っています