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投資運用20 最近2022年3月の急激な円安について考えてみる

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投資運用20 最近2022年3月の急激な円安について考えてみる

このところ急に円安が進んで
2022年3/1時点でドル円115円程だったのが、一時124円を超えて
2022年3/28時点でドル円123.5円前後で推移しています。
短期間に8%近く円安になったことになります。

 

ドル円はそこまで注視していませんが
ここ5年程は105円~120円のレンジで推移していたと思います。
2011年前後は円高でドル円80円程の時もありました。

 

いろいろな状況が重なったとはいえ1か月程で8%も動くというのは急激な動きだと思います。
ちょっと円安の恩恵、円高の恩恵というのは複雑で一概に言えないところがあると思いますが
よく言われるのは輸出企業にとっては円安は恩恵があり、輸入企業にとっては円高が恩恵があると。
個人的には基本的には日本全体としては適度な円高が良いのではないかと思っています。
それこそ100円~120円前後がしっくりくる感じがしていました。
円安といっても135円くらいまではありとして
ドル円150円以上になるようだと、相当多大な影響が出てくる気がします。
(ドル円だけでなく世界の他の主要通貨との関係性もありますが)

おいそれと海外製品買えなくなってしまいますよね。

 

…というのも、多くの日本人の資産の大部分は円なので
極端な円安になる=世界基準で見た時に日本が貧しくなる
ということになります。
海外資産、海外通貨建ての資産、例えば、個人的に買っているマレーシア株は円安になると必然的に円に換金した時の値打ちは上がるわけですが(海外の通貨で購入しているため)
持っていないのでわからないところもありますが、S&P500などのインデックスも円安になった方が円に換金した時の金額は上がるのかもしれません。

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ただし
10%円安になるということは
世界から見て、日本の土地も食料も全て10%価値が下がる、10%割引になるということ。
ここ一か月程で10%近く円安になったというのは、世界から見た時、日本の全ての物価が10%下がったということで、それが続くようだと心配ですね。
エネルギー等、資源輸入国の日本は極端な円安になるのは、マズイのでは。

実際に、日本はもう先進国中の先進国からは後退しているという声が5年10年以上、何年も前から囁かれています。
国力の強い国の通貨は価値が上がる(相場はその定石通りに動かない時もあると思いますが)
普通に考えると、この先さらに日本の国力が弱まるなら=円安傾向になっていく
…可能性としては円高になる可能性より高いのかもしれません。

 

そうなってくると、円安対策の一環として、海外資産を増やしていくというのは考えた方が良いかもしれませんね。

基本的には
指数インデックス投資の積み立て投資が最も堅実な気はしますが。

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2022年10月追記

2022.10/22の時点で一時150円を超える円安となっています。
時折政府による為替介入の牽制はあるものの
正直、ここまで円安が進むとは想定外です。
いっても140円くらいかなと思っていたので・・・

このあたり150円がこれからのスタンダードになるのか、もっと進むのか、ある程度戻るのか
読めませんが
相当に急激な動きで
115円の頃と比べたら30%程円安になったということで、わずか7か月の間に115円→150円とは
歴史上でも稀なのではないでしょうか。
どうなることやらですね・・・

 

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