火ノ丸相撲

火ノ丸相撲 あらすじ紹介 21巻22巻23巻24巻25巻26巻27巻28巻(完結)~ネタバレあり

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火ノ丸相撲 あらすじ紹介
21巻~28巻(最終巻)ネタバレあり

火ノ丸相撲21巻 あらすじ

高校相撲編では良いところがなかった
鳥取白楼のナンバー2.加納彰平の掘り下げ方が
相変わらず男臭くてカッコ良いです。

同門の薫丸の怪我で因縁ができた蜻蛉切
品格が備わっていない人物でも
強いものは強い
現実は、そんなものでしょう。誰もが人格者ではない。
かといって修羅の相:無道 なるもので、
全てを傷つけていくような捨て身の相撲では
火ノ丸も(礼奈さんも)辛そうです。

寸でのところで修羅に染まりきらなかったとはいえ
この火ノ丸を刃皇が救う展開となるのでしょうか。
迷える火ノ丸とは裏腹に、その実力・魅力から
刃皇をして「お前なら、みんなの横綱ピープルズチャンプになれる」
と言わしめる程、順調に成長してきた
天王寺と刃皇の花相撲が始まりました。

 

・火ノ丸相撲22巻 あらすじ

先場所の活躍で西前頭三枚目になった火ノ丸。
上位陣と総当たりになる地位に。
一方、高校編のライバル久世は
刃皇に勝って優勝したら「大和国」の四股名をくださいと決意を新たにする。
はじまった九月場所。

火ノ丸の初戦の相手は日景典馬こと大典太光世
大関の兄を持ち、身長204cmの恵まれた体躯
中学横綱、高校横綱、全日本と制してきたエリート。
高校時代に野良試合で2度ぶつかり
お互い相手の力量を認め合っている好敵手同士。
大典太の突きに防戦一方になる火ノ丸ですが
捨て身の覚悟でこれを耐え、水入り。
そして再開
応援を受けて気持ちを切り替える大典太に対して
火ノ丸は負の感情を昂らせます。

 

・火ノ丸相撲23巻 あらすじ&感想 2018 12/4発売

捨て身投げでなんとか典馬に勝った火ノ丸。
しかし、自分を痛めつけるような相撲内容に親方や礼奈は不安を募らせる。
かつて自分も無道に堕ちたことがあるという刃皇はそんな火ノ丸を
「私の愛で救ってやろう・・・!」と考える。
火ノ丸の2日目の相手は刃皇

礼奈の涙を見て
より燃える刃皇。まるで主人公のよう。
結びの一番、火ノ丸の攻撃をいなす刃皇
刃皇裁判がはじまった。
プロなら相撲で周りの人間を笑顔にしてみせろ!!
と稽古をつけるように火ノ丸を再度受け止め
最後の抵抗をする火ノ丸を投げ飛ばす。
火ノ丸は放心状態で3日目も敗北。
見かねた礼奈はなんと火ノ丸をラブホテルへ連行。
戸惑う火ノ丸に
好きなもののために体を張って何が悪い!
IH団体決勝の時のように、楽しそうに相撲をとる火ノ丸が見たいという。

健気な礼奈に触れて、愛を感じる火ノ丸。
ふと鞄から落ちた、母からのメッセージレター(将来のお嫁さんへの)を見る2人
なんでも一人でかかえこんでしまうところがある火ノ丸を甘えさせてやってほしい…と。
土俵へ上がる怖さ、弱気な言葉を吐き出す火ノ丸に
礼奈は「今日からは団体戦」と言う。

一夜明け、ホテルから出ると佑真と一時帰国したチヒロが2人を襲撃。
なんやかんや高校時代の友人も集まり、火ノ丸の心は晴れへ!

 

感想:
刃皇がカッコ良過ぎる!この人は倒せないかも!?
強さといい器の大きさといい、別マンガですが『キングダム』の王騎将軍を思い出してしまいました。
そして礼奈さんも完全なるヒロインへ。
火ノ丸と礼奈のやりとりは心に響くものがあり
いろいろ詰まった巻でした。刃皇の語りは人生哲学そのもの。
次巻からは愛と友情パワーの火ノ丸の快進撃がはじまりそうです。

 

・火ノ丸相撲24巻 あらすじ&感想 2019 2/4発売

仲間と恋人、礼奈の助けで調子を取り戻した火ノ丸。
一方、高校時代の国宝に加え、古豪が揃う幕内力士
天王寺、大典太、久世、沙田、加納らライバル達が星を食い合う中
4日目を終えて全勝を守るのは刃皇、天王寺、加納、御手杵の4人。
人間味の薄かった久世こと草薙が感情を出すシーンがあったりもします。
ただ、今場所は今のところ調子がのっていない草薙。
火ノ丸の次戦の相手は
古豪の大関、金鎧山。

 

・火ノ丸相撲25巻 あらすじ&感想 2019 5/2発売

「大関」という地位で守りに入っていた金鎧山
その底力を見せるが
不完全ながらも鬼車が復活!
そして次戦は草薙。
大関でくすぶっている久世を
怪我をしてくすぶっていた火ノ丸を
お互いに認め合っている者同士の一戦がはじまる。
「君が強い事が・・・嬉しいんだ・・・!!」

 

・火ノ丸相撲26巻 あらすじ&感想 2019 7/4発売

草薙VS火ノ丸は火ノ丸に軍配。
そして過去2番手で満足していた自分と決別するためにも、天王寺に勝つことに執念を燃やす加納。
そして火ノ丸の兄弟子・冴ノ山が刃皇を破る金星!
火ノ丸は怪我をした天王寺にも勝ち、次なる強敵は無敗の加納。

感想:天王寺が怪我で退場というのは残念。ちょっと展開まいてきた感のある巻でした。

 

・火ノ丸相撲27巻 あらすじ&感想 2019 10/4(金)発売

8勝2敗、勝ち越しを決めた火ノ丸の次戦は無敗をキープする加納彰平。
一時は封印した「無道」を飼い慣らし撃破。
高校時代からのライバル、沙田美月も破り
五條家への結婚挨拶をはさんで
幕内に上がってきた太郎太刀こと部長との一番へ。

*10/4ジャンプ最終話掲載後のエピローグがアプリ「ジャンプ+」で掲載されています。

 

・火ノ丸相撲28巻(最終巻) あらすじ&感想 2019 12/4(水)発売

部長との戦いを経て
13勝2敗で本割を終えた火ノ丸。
刃皇VS草薙。
全盛期の大和国の化身となった草薙でも
刃皇には及ばなかったが、最後のあがきが功を奏し土をつけることに。
13勝2敗で並んだ
火ノ丸・冴ノ山・刃皇・大包平
優勝決定トーナメントは
火ノ丸VS冴ノ山。刃皇VS大包平。
決勝
火ノ丸VS刃皇
激しい攻防を経て
最後は必殺の百千夜叉墜が炸裂。

そして、初優勝から半年後
礼奈と結婚
冴ノ山は大関に、火ノ丸は小結になり
多くの仲間と共に
火ノ丸は
「最高の今を積み上げて」いる。
火ノ丸達の道は続く。

感想:
ついに最終回!
学生相撲編の18巻までが最高だっただけに
大相撲編は最後の方、駆け足だったり
少年漫画と離れて難しかった部分はあると思いますが
それでもあれから更に10巻分楽しませてくれたことに感謝!
少年ジャンプで相撲漫画が28巻も続くという快挙。
売上的には不遇な漫画でしたが
昨今、超天才的な主人公が大した苦労もなく成功する物語が溢れる中
不屈の闘志で火ノ丸が仲間と共に強敵・困難に挑み
時に打ちのめされても
努力と根性と友情で立ち上がり、立ち向かっていく。
もちろん、現実は挑戦しても火ノ丸のようにある程度上手くいくとは限りません。
しかし、挑むことへの勇気
心打たれ、血が滾る
全ての男性におすすめできる作品だったと思います。
川田先生ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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